外壁塗装の見積もりを取るときに注意したほうが良いと思ったことは、営業マンの話を聞くときには、少し自分を演じるようにすることを心がけていました。

 

これは外壁塗装だけに限ったことではないのですが、話をしている相手はプロの営業マンですよね。そのプロの営業マンに対して素の自分のままで臨んでしまうと、営業マンのペースに引き込まれてしまい、すべての言葉をうのみにしてしまいやすくなる可能性が高いからです。

 

たとえ営業マンが嘘を言ってないとしても、完全に信じて話を聞いてしまうと、営業マンの言葉を自分にとって都合のいいように解釈して受け取ってしまいやすくなってしまいやすくなると思います。なので、ここでは僕が行っていた、自分を演じて営業マンのペースにはまらない方法を使って、少しでも価格を抑えていく方法をお伝えしようと思います。

 

 

 

営業マンのペースにならないように

 

見積もりを持ってきた営業マンと話す時間は、基本的には1時間程度と考えていいと思います。

 

その内容は、

 

・チェックした外壁の状態の説明

・塗料の違いについての説明

・お勧めプランの説明

 

簡単にはこんな感じなのですが、何も考えずに話を聞いていると、前半の家の状態の説明と塗料の説明のあたりで、『YES』を取る流れを完全に掴まれてしまうのです。

 

外壁のこのあたりがかなり劣化してきているとか、このあたりにヒビが入っているなど、写真などを見ながら、事実の説明をうけていると、素直に家の状態を受け入れてしまいますよね。

 

そのあとに、こんな塗料があって、塗料の違いでどの程度の違いがあるのかを説明されたたり、今までのお客さんの失敗談などを話されると、自然とうなずいてしまうようになってしまうのです。

 

ここまでの間に、自分の知らない事を教えてくれている状態が続き、営業マンのペースで話が進んでいるので、この後のおすすめのプランの説明や、お得感を感じさせる説明も、いつもの状態よりそのまま信じてしまいやすくなるのです。

 

その状態を意識的に回避するのが、自分を演じながら話を聞く方法です。

 

 

 

 

自分を演じるとは

 

自分を演じると言っても、役者のような振る舞いが必要なわけではなく、営業マンと話しているときに、わざとものわかりの良いお客を演じながら話を聞けばいいだけです。

 

例えば、話を聞いているときに、意識してうなずきながら話を聞いてみたり、手で顔を触ったり体制を変えたりなどの動作を意識して行う程度のことです。

 

あと、すでにネットで色々調べて知っていることでも、知らないふりをして話を聞くのも効果的ですよね。そうすることで、客観的に自分を見ながら話を聞くことが出来るので、完全に営業マンのペースに引き込まれなくても済むようになるのです。

 

その時のポイントは、営業マンが気持ちよく話せる状態を作り、交渉中の場の空気を自分がコントロールしていることを意識することです。

 

 

 

なぜそんなことが必要なのか

 

複数の営業マンの話を聞いているとわかるのですが、最終的にはその塗装会社を選んだほうが良いと思えるような流れで話を進めてくるので、素の自分で望んでしまうと、金額が予定の範囲内であれば、もうここに決めてもいいと感じてしまいやすくなるのです。

 

でもその時に、なぜこの営業マンはここの説明を何度も繰り返しているのかとか、どんなリアクションを欲しがっているのかなどを、自分を演じながら話を聞くことで、冷静に判断できる状態を意識的に作り、判断ミスによる失敗を事前に防ぐ事が出来るからなんですよね。

 

 

失敗を防ぐための方法

 

自分を演じながら営業マンの話を聞くことで、常に冷静な状態で判断できるようになるのですが、これだけではまだ不十分になります。

 

それは、はじめて外壁塗装や屋根塗装をする方にとっては、正確な判断をするための情報量が少なすぎることが原因になります。

 

もちろんネットで調べれば情報は沢山見つかりますよね。でも、ネットで見つける情報があなたの家にとって重要な情報かどうかなんてわかりません。僕のように、沢山調べてから交渉に臨んだつもりでも、最終的に重要だった、透明の塗料についての情報が完全に欠落している可能性だってありますからね。

 

そんな情報不足での失敗を防ぐ方法としておすすめなのが、初めから5社程度からの相見積もりからスタートすることなのです。

 

5社からの説明を受ければ、それぞれアプローチが違ってくるので、自分の希望に合った塗装方法を見つけることが出来やすくなりますし、繰り返し塗装のことについて説明を受けるので、自然と界壁塗装や屋根塗装についても詳しくなってくるのです。

 

この時にも重要になるのが、知っている話でも自分を演じながら営業マンの話をしっかり聞くことです。特に男性の場合、自分の知っている内容を営業マンが話してると、そのくらいのことは知っているという姿勢で話を聞く方が多いのですが、そうすると営業マンは端折って説明をするようになるので、わざと何度も説明を受けている意味が無くなってしまうのです。

 

勉強になっているという姿勢で、営業マンが話しやすいように相槌をうちながら話を聞くこととで、少しでも営業マンから有益な情報を引き出すようにした方が得をしますからね。

 

 

相見積もりのとり方

 

相見積もりをとるときには、優良業者からの見積もりを取ることが重要になります。そのために僕が利用したのは、「ヌリカエ」という塗装業者を専門に紹介してくれるサービスになります。

 

このサービスは、一定の基準をクリアした塗装業者だけを紹介してくれることや、専門アドバイザーに直接電話をしてから自分の希望に合った業者を紹介してもらえるシステムになっているので、一括見積サービスのように、申し込み後に多数の塗装業者からの営業電話に悩まされる心配はないですからね。

 

それに、紹介された業者は、「ヌリカエ」の特約店として訪問してきますので、5社から見積もりを取って、最終的に最低4社は断ることになるのですが、この時に専門アドバイザーの方に状況を説明することで、まとめて4社に断りの連絡を入れてもらえるようにもできます。

 

沢山見積もりを取ることで、失敗のない塗装工事を行えるようになるのはわかるけど、断るのが苦手と言う方にとっては嬉しいサービスですよね。

 

あとは、初めから相見積もりを前提で見積もりを持ってくるため、訪問営業の見積もりと違って、初めから値引きを設定した状態で持ってきてもらえるのもとても助かりました。

 

ヌリカエ」は簡単に登録できて、無料で利用できるサービスですので、一度専門アドバイザーの方に、今の自分の家の状態を相談してから、見積もりをどうするのかを決めてみてもいいのではないでしょうか。

 

具体的に、あなたの地域が値引きをしやすいとか、何に注意したほうが良いかなど、必ず役に立つアドバイスを貰うことができますしね。

 

 

 

 


34歳のサラリーマンです。
外壁塗装工事は初めてでしたが、父親が昔塗装工事で失敗した話を聞いていたので、同じようにならないように慎重に交渉をしていきました。
その結果、無事に工事を終わらせることが出来たので、僕の経験が誰かの役に立つかもしれないと思いこのページを作ってシェアすることにしました。

 

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