サイディング 塗装 時期

デザインが豊富なことやメンテナンスが楽なことから、最近ではサイディング外壁を使っている家はとても多くなっていますよね。

 

僕の家もサイディング外壁を使っていたのですが、サイディングにメンテナンスが必要という概念がそもそもなかったので、完全に塗装の時期を遅らせてしまっていたのです。

 

もしかすると、僕と同じように、サイディングはメンテナンス不要と勘違いしている方がいるといけないので、今回はサイディングについて書いていきたいと思います。

 

 

 

サイディングのメンテナンス時期

 

一般住宅で使用されているサイディングのメンテサンス時期は、約７年～１０年と言われています。

 

それは、サイディング自体の寿命ではなく、サイディングを繋ぐ目地（シーリング）やコーティングの寿命がその程度だからともいえます。

 

目地が劣化すると、固くなってヒビが入ったり、サイディングとの間に隙間が出来て、そこから雨水が入ってしまい、壁が腐ってしまう原因にも繋がってしまいます。

 

また、サイディングのコーティングが劣化してくると、サイディングが反ってきたり、ひびが入ったりして、ここからも雨水が入り込んでしまうようになってしまうのです。

 

サイディング自体の寿命は長いので、僕のようにメンテナンス不要と勘違いしている方もいるかもしれないので、サイディングも７～１０年でメンテナンスが必要と言うことを忘れないようにしてくださいね。

 

 

 

今の色を維持するためのメンテナンス時期

 

新築するときに、きっと好きなデザインのサイディング外壁を選択したと思いますが、その色をずっと維持したいと考えるならメンテナンスの時期はとても速くなってしまいます。

 

なぜかというと、複雑なデザインを選択している場合、それを塗装で再現することは不可能だからです。

 

元々が単色のサイディングの場合は、塗装をしても似たような色を選べばいいのですが、複雑なデザインの場合、上から違う色を塗ってしまうと、多少の凹凸感は残ったとしても、色は単色になってしまうので、仕上がりは全く違うイメージに変わってしまうのです。

 

しかし、今のままの色を維持したいのであれば、透明の塗料を選ぶ方法があるのですが、これについては、サイディングの劣化が激しい場合は選択しずらくなってしまうのです。

 

例えば、コーティングが完全に剥げてしまって、サイディングにコケが生えてしまい変色してしまった場合、洗浄してもコケの色が取れなければ、その受けから透明の塗料を塗ると、コケの色のまま保護してしまうようになってしまいます。

 

また、サイディングの劣化によりひびが入ったり割れてしまった場合、透明の塗料ではその部分を隠すことが出来ず、そこを補修した形跡がそのまま残ってしまうのです。

 

そのため、透明の塗料を選択するつもりなら、５年～７年ぐらいで外壁塗装を検討したほうが仕上がりが綺麗になるということですね。

 

 

 

サイディングの塗装の最高のタイミング

 

じつはサイディングの最高のタイミングは、築２年～３年と言われています。

 

新築のサイディング外壁には、塗装は全くされていませんよね。なので、早いタイミングで家自体を透明の塗料でコーティングしてしまうイメージです。すると、サイディング自体のコーティングが劣化しなくなり、本来むき出しだったはずの釘や目地も塗料でコーティングされるため、本来の寿命より長持ちするようになるからです。

 

この時に、１５年～２０年持つと言われるフッ素系の塗料を使えば、綺麗な状態を保ちつつ、総合的に見てメンテナンス費用を大幅に削減することが出来るのです。

 

但し、家は壁だけではないので、ずっとノンメンテナンスというわけではなく、１０年ぐらいで雨樋などの点検は必要になってくるので、それは忘れないようにしないといけないですよね。

 

 

 

外壁塗装の費用は？

 

透明の塗料を選択する場合、塗装業者の取り扱っている塗料の種類によって価格が大きく違ってくる可能性があります。

 

僕が見積もりを受け取った時は、通常のカラーの塗料の場合はあまり金額に違いはなかったのに、透明の塗料だけは数十万単位で見積もりの価格に違いが出てしまいました。

 

これは、その業者が悪徳業者とかではなく、透明の塗装を積極的に行っているかなどによって、取り扱っている塗料に違いがあるからではないかと思います。なので、とりあえず５社ぐらいから見積もりを取って、どの程度の違いがあるのかを見ながら、シリコン系での塗料を使った場合と、フッ素系の耐用年数の長い塗料を使った場合で、長い期間でどのくらいの費用の違いがあるのかを比べてみると良いですよね。

 

 

 

相見積もりの業者の見つけ方

 

早いタイミングで塗装工事をする場合は、家を建てたメーカーに相談してみるのもいいと思いますが、メーカーに依頼すると、その下請けの業者が作業をするため、仲介マージン分費用が高くなってしまいます。

 

少しでも費用を抑える為には、直接作業をしてくれる塗装業者の見積もりのほうがいいので、『ヌリカエ』というサービスを利用して、条件に合った塗装業者を紹介してもらうのが安全な方法になります。

 

『ヌリカエ』は外壁塗装業者専門の紹介サービスで、一定の条件をクリアした優良業者を、専門のオペレーターに相談しながら紹介してもらえるサービスになります。

 

もちろん、今すぐに工事をするつもりがなくても紹介を受けることができますし、まとめてお断りの連絡をしたい時には、オペレーターにお願いすれば、まとめて断りの連絡をしてもらえるのでかなり便利なサービスですよ。

 

さらに、ここを通して紹介してもらっていると、業者がしつこく営業してくることもないので、僕が使ってみたのですがとてもオススメのサービスになります。

 

 

 

 

３４歳のサラリーマンです。
外壁塗装工事は初めてでしたが、父親が昔塗装工事で失敗した話を聞いていたので、同じようにならないように慎重に交渉をしていきました。
その結果、無事に工事を終わらせることが出来たので、僕の経験が誰かの役に立つかもしれないと思いこのページを作ってシェアすることにしました。